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CATEGORY 一流を目指した勉強術
勉強は、どんなに長い時間を費やしたとしても、それが記憶として定着しなければ意味がありません。もし記憶として定着しなければ、今までの勉強時間は無駄だったということにも繋がりかねません。これは、インフラエンジニアなど、多くの勉強時間を確保するのが難しい社会人にとっては何としてでも避けたいものです。そのような事態を避けて記憶を定着させるには、脳の「海馬」を騙すことが必要です。人間の記憶には「短期」と「長期」の二種類があり、記憶をどちらに分類するかを決めるのが海馬の役目になります。
短期記憶は、長期記憶に情報を保存したり、長期記憶から情報を引き出してきたりといった役割を果たします。短期記憶の特徴としては、新たな情報が入ってくると今までそこにあった情報が忘れられてしまうというものが挙げられます。一方の長期記憶は、本格的に情報を記憶する時に使われるものです。
長期記憶は長く情報を記憶しておくことができますが、容量は無限ではありません。そのため、海馬が「生きていくのに必要だ」と判断した情報だけが、長期記憶に保存されることになります。先程、「海馬を騙す」と書きましたが、これは、「海馬に勉強したことを必要不可欠だと誤認させる」ということです。何度も何度も手で書いたり声に出したりして復讐を重ねることで、海馬は本来生きるのに必要ない情報でも必要だと勘違いします。
人間の記憶は1か月程度しか保存されないと言われているので、記憶を定着させるためには、最低でも1か月以内に復習をすることが必要です。できることなら、学習した翌日とその1週間後、更に2週間後と1か月後の計4回復習すると良いでしょう。しかし、人によって定着する復習の回数は違うので、勉強しながら自分に合った回数を探すことが大事です。
復習をする時には、「入力」だけでなく「出力」も大事だということを覚えておく必要があります。「入力」は情報の暗記のことであり、「出力」は暗記した情報を確かめるものです。出力の方法としては、テストなどの問題を解くという方法があります。これら二つのうちどちらの方が大事かと言うと、海馬にとっては出力の方が大事になります。そのため、記憶を定着させる勉強をするためには、覚えたことを確認するために何度も問題を解くという方法を取るのが一番なのです。
人間が何かを覚える時には、その情報を何か他のものと関連付けて覚えることになります。そのため、事前にそれに関する知識を持っていれば、すぐにそれと関連付けて記憶することができるようになります。逆に言えば、事前の知識が少なければ関連付けられるものが少ないため、記憶が難しくなるというわけなのです。
インフラエンジニアのキャリアアップでは、転職と独立のどちらを選択するかが問題になります。資格を取得したら、どちらを選んでキャリアアップするかで悩むことになるかもしれません。転職と独立は、どちらもメリットとデメリットがあるのでかなり悩むと思います。金銭面で安心感があった方が良いのか、それとも時間や環境の自由を求めるのかなど、人によってどちらを選ぶかは様々です。メリット・デメリットの他にも、生活スタイルで選ぶという方法もあります。
勉強時間を確保するのは、インフラエンジニアなどの社会人にとっては簡単なことではありません。仕事が忙しければ、その分まとまった勉強時間を取ることができなくなります。そこで、社会人が勉強時間を作る時には、隙間時間や朝、休日などに着目して勉強時間を確保することが必要です。例えば、毎日電車で出勤する時に勉強するという方法や、朝早く起きて1時間勉強するという方法があります。また、休日にまとめて勉強してしまうのも良いでしょう。
ITシステムの稼働に欠かせない設備や回線などは、生活に「欠かせない」ライフラインのようなものであることから、「インフラ」と呼ばれています。インフラエンジニアは、ITシステムが正常に稼働するように、ネットワークの管理や運用、トラブルシューティングを行うことなどを仕事としている人のことです。インフラエンジニアは、今はアウトソーシングで働くことが主流になっています。これは、最近になってクラウドサービスが普及したことで、企業内での仕事の範囲が狭まったことが理由としています。
勉強したことは、復習を繰り返すことで記憶として定着させることができます。人間の脳は長期記憶と短期記憶に分けて情報を保存しますが、この仕分けをしているのが海馬という部分です。復習を繰り返すと、大事な情報だと海馬を騙すことができます。騙された海馬が長期記憶にその情報を保存することで、勉強したことをしっかりと記憶として定着できるというわけです。記憶は1か月程しか保存できないと言われているので、最低でも1カ月に一度は復習をするようにしましょう。
勉強に集中するためには、勉強スイッチをオンにすることが大切です。勉強スイッチは「オンにしよう」と思っても上手くいかないことが多く、オンにするためには「儀式」をする必要があります。この「儀式」としては、例えば勉強前に今日やる内容をリストアップすることや、机の上を綺麗にすること等が挙げられます。自分に合った方法を選んでスイッチをオンにすることで、短時間で集中して勉強を進めることができるようになります。
資格を持たなくても仕事ができるのがインフラエンジニアですが、資格があった方が技術力を広くアピールすることができるようになります。オススメの資格として、「シスコ技術者認定」と「ネットワークスペシャリスト試験」という二つの資格を紹介していきます。前者は、下位レベルの資格から取得して上を目指していくというものです。一方で、国内のネットワーク試験の中では最難関の後者は、いきなりこの試験から受けても問題なくなっています。