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当サイトは、インフラ系を中心とするエンジニア向けの資格情報、効率の良い勉強方法などを紹介しています。 お問い合わせは<ichiryu-study@outlook.jp>まで。
CATEGORY 一流を目指した勉強術
資格を取得して一流のインフラエンジニアを目指したい人には、次の二冊の本がオススメです。どちらも資格勉強をする人には欠かせない本であり、読むことで勉強のノウハウを知ることができます。まず、仕事で忙しい中での資格勉強に役立てたい本が、『深夜12時過ぎまで働くサラリーマンでも難関資格が取れる勉強法』という本です。資格はいつでも取れるというものではなく、必ず試験日が決まっています。そのため、どんなに忙しい毎日を送っていたとしても、それに合わせて勉強を進めなければなりません。
本によれば、まずは試験日までどれくらいあるのかという日数を逆算して数える所から始めるということです。もし、日数が足りないと感じるのであれば、次の試験日に向けて勉強をするという方法を取ることもできます。合格に向けて無理のない計画を立てるためにも、ここから始めることは非常に重要です。逆算が終わると、次はそこからマンスリー・スケジュールを立てて、更にはウィークリー・スケジュールとデイリー・スケジュールを決めていきます。この本では、このような計画の流れだけでなく、どのようなポイントに着目して計画を立てれば良いかについても書かれているので、とても参考になります。
二冊目は、『35歳からの「資格試験」勉強法』という本です。年齢が若いうちは勉強をしても比較的すぐに覚えられますが、年齢が上がるとそれがだんだん難しく感じられるという人が増えてきます。しかし、年齢を重ねてからどんなに難しい資格を目指したとしても、それに合格することは不可能ではありません。しっかりと集中して勉強し、それを身に付けることができれば合格も夢ではないのです。
これには、「ウサギとカメの記憶法」という方法が用いられています。どういう事かというと、一言で言えば「ウサギとカメ」の話の結末を答えられない人はそういないということです。例えば、学校で習った「リトマス試験紙の酸性、アルカリ性の色」については、年齢が上がるにつれて記憶が曖昧になることがあります。しかし、それに比べるとウサギとカメはそのようなことがありません。
その理由は、この本によれば、記憶が情緒的記憶になっていて、更にはその裏に「コツコツ努力した者が最期は勝つ」という思想が一体となって存在しているからだと言います。勉強して身に付けた記憶を忘れようとしても忘れられない状態にするには、このような状態に持っていくことが大事だということが書かれています。
インフラエンジニアのキャリアアップでは、転職と独立のどちらを選択するかが問題になります。資格を取得したら、どちらを選んでキャリアアップするかで悩むことになるかもしれません。転職と独立は、どちらもメリットとデメリットがあるのでかなり悩むと思います。金銭面で安心感があった方が良いのか、それとも時間や環境の自由を求めるのかなど、人によってどちらを選ぶかは様々です。メリット・デメリットの他にも、生活スタイルで選ぶという方法もあります。
勉強時間を確保するのは、インフラエンジニアなどの社会人にとっては簡単なことではありません。仕事が忙しければ、その分まとまった勉強時間を取ることができなくなります。そこで、社会人が勉強時間を作る時には、隙間時間や朝、休日などに着目して勉強時間を確保することが必要です。例えば、毎日電車で出勤する時に勉強するという方法や、朝早く起きて1時間勉強するという方法があります。また、休日にまとめて勉強してしまうのも良いでしょう。
ITシステムの稼働に欠かせない設備や回線などは、生活に「欠かせない」ライフラインのようなものであることから、「インフラ」と呼ばれています。インフラエンジニアは、ITシステムが正常に稼働するように、ネットワークの管理や運用、トラブルシューティングを行うことなどを仕事としている人のことです。インフラエンジニアは、今はアウトソーシングで働くことが主流になっています。これは、最近になってクラウドサービスが普及したことで、企業内での仕事の範囲が狭まったことが理由としています。
勉強したことは、復習を繰り返すことで記憶として定着させることができます。人間の脳は長期記憶と短期記憶に分けて情報を保存しますが、この仕分けをしているのが海馬という部分です。復習を繰り返すと、大事な情報だと海馬を騙すことができます。騙された海馬が長期記憶にその情報を保存することで、勉強したことをしっかりと記憶として定着できるというわけです。記憶は1か月程しか保存できないと言われているので、最低でも1カ月に一度は復習をするようにしましょう。
勉強に集中するためには、勉強スイッチをオンにすることが大切です。勉強スイッチは「オンにしよう」と思っても上手くいかないことが多く、オンにするためには「儀式」をする必要があります。この「儀式」としては、例えば勉強前に今日やる内容をリストアップすることや、机の上を綺麗にすること等が挙げられます。自分に合った方法を選んでスイッチをオンにすることで、短時間で集中して勉強を進めることができるようになります。
資格を持たなくても仕事ができるのがインフラエンジニアですが、資格があった方が技術力を広くアピールすることができるようになります。オススメの資格として、「シスコ技術者認定」と「ネットワークスペシャリスト試験」という二つの資格を紹介していきます。前者は、下位レベルの資格から取得して上を目指していくというものです。一方で、国内のネットワーク試験の中では最難関の後者は、いきなりこの試験から受けても問題なくなっています。