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当サイトは、インフラ系を中心とするエンジニア向けの資格情報、効率の良い勉強方法などを紹介しています。 お問い合わせは<ichiryu-study@outlook.jp>まで。
CATEGORY 一流のインフラエンジニアを目指して
インフラエンジニアは、インフラの構築や運用、設計、保守、メンテナンスなどを担当します。一流のインフラエンジニアとして活躍するには、ネットワークやサーバー、クラウドに関する幅広い知識を身につけておかないといけません。知識や技術は、インプットしたことをアウトプットすることでしっかりと定着します。書籍や学習サイトなどで勉強することはもちろんですが、実際にインフラを構築するなど手を動かしてみることも大切です。企業レベルの通信インフラを自宅に用意するのは難しいですが、できる範囲でインフラを構築してみるのも十分勉強になるでしょう。
サーバーの勉強をするには、実際にサーバー環境を構築してみることをおすすめします。個人でできる通信インフラの練習として、複数台のパソコンとLANケーブルでつなぎ1台のパソコンで管理するという方法があります。パソコンは複数台ある方がより現場の環境に近くなります。パソコンが1台しかないという方は、中古の安いパソコンでもいいので用意してみましょう。普段愛用しているパソコンをサーバーPCとして、用意したパソコンの管理や、インターネットへの接続を行ってみます。
また、Linuxサーバーを構築するという勉強法もあります。PC上に仮想マシンを構築できるため、手軽にサーバー環境を構築することが可能です。構築には仮想化ソフトとOSが必要ですが、ともに無料で利用できるものがあります。仮想化ソフトはVMware Workstation PlayerやOracle VM VirtualBoxなどが有名です。OSは、ホストOSはWindowsとLinux、ゲストOSはFreeBSD、Solarisなどが対応しています。FreBSDとSolarisは無料で利用することが可能です。
ネットワークの勉強をするには、エミュレーターを使う方法もオススメです。エミュレーターとは、パソコン上に仮想ネットワークを構築し、想定どおり通信ができるかをテストするシュミレーターのことです。スイッチやルーターなどの実機を揃えるのは、ある程度のスペースを確保する必要があるほか、実機代も高く現実的ではありません。エミュレーターは、ネットワークやサーバーの配置や設定、動作などをパソコン1台で行うことができます。若手の教育教材として利用されるだけでなく、現場で活躍するネットワークエンジニアが練習用に利用していることもあるようです。よく利用されているエミュレーターにはCisco Packet TracerとGNS3があり、どちらも無料で利用することができます。中でも、GNS3はシスコ以外の製品ともエミュレートでき、エンジニア人気も高めです。
テキストや本などを読んで知識を身につけることも大切ですが、ある程度の操作経験がないと、いざ実践となったときに苦労します。また、現場では失敗することができません。そのため、トラブルの発生条件や解決方法などについてある程度シュミレーションしておくことも大切です。こうした地道な練習を積み重ねることによって、一流のインフラエンジニアに近づくことができるでしょう。
インフラエンジニアのキャリアアップでは、転職と独立のどちらを選択するかが問題になります。資格を取得したら、どちらを選んでキャリアアップするかで悩むことになるかもしれません。転職と独立は、どちらもメリットとデメリットがあるのでかなり悩むと思います。金銭面で安心感があった方が良いのか、それとも時間や環境の自由を求めるのかなど、人によってどちらを選ぶかは様々です。メリット・デメリットの他にも、生活スタイルで選ぶという方法もあります。
勉強時間を確保するのは、インフラエンジニアなどの社会人にとっては簡単なことではありません。仕事が忙しければ、その分まとまった勉強時間を取ることができなくなります。そこで、社会人が勉強時間を作る時には、隙間時間や朝、休日などに着目して勉強時間を確保することが必要です。例えば、毎日電車で出勤する時に勉強するという方法や、朝早く起きて1時間勉強するという方法があります。また、休日にまとめて勉強してしまうのも良いでしょう。
ITシステムの稼働に欠かせない設備や回線などは、生活に「欠かせない」ライフラインのようなものであることから、「インフラ」と呼ばれています。インフラエンジニアは、ITシステムが正常に稼働するように、ネットワークの管理や運用、トラブルシューティングを行うことなどを仕事としている人のことです。インフラエンジニアは、今はアウトソーシングで働くことが主流になっています。これは、最近になってクラウドサービスが普及したことで、企業内での仕事の範囲が狭まったことが理由としています。
勉強したことは、復習を繰り返すことで記憶として定着させることができます。人間の脳は長期記憶と短期記憶に分けて情報を保存しますが、この仕分けをしているのが海馬という部分です。復習を繰り返すと、大事な情報だと海馬を騙すことができます。騙された海馬が長期記憶にその情報を保存することで、勉強したことをしっかりと記憶として定着できるというわけです。記憶は1か月程しか保存できないと言われているので、最低でも1カ月に一度は復習をするようにしましょう。
勉強に集中するためには、勉強スイッチをオンにすることが大切です。勉強スイッチは「オンにしよう」と思っても上手くいかないことが多く、オンにするためには「儀式」をする必要があります。この「儀式」としては、例えば勉強前に今日やる内容をリストアップすることや、机の上を綺麗にすること等が挙げられます。自分に合った方法を選んでスイッチをオンにすることで、短時間で集中して勉強を進めることができるようになります。
資格を持たなくても仕事ができるのがインフラエンジニアですが、資格があった方が技術力を広くアピールすることができるようになります。オススメの資格として、「シスコ技術者認定」と「ネットワークスペシャリスト試験」という二つの資格を紹介していきます。前者は、下位レベルの資格から取得して上を目指していくというものです。一方で、国内のネットワーク試験の中では最難関の後者は、いきなりこの試験から受けても問題なくなっています。